竹久夢二生誕140年記念

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竹久夢二のアートやイベントを紹介する総合美術館

日本最多の竹久夢二美術館が語る彼の魅力

 

現代に生きる美人画『竹久夢二』大正浪漫を産んだ画家

 

竹久夢二生誕140年に向けて

2024年-2025年、画家・竹久夢二は生誕140年を迎えます。

この記念すべき年を盛大に祝い、夢二の作品や生涯を多くの人に伝えるため、様々な事業を企画・実施します。

記念事業の最新情報や関連イベント情報などを発信し、夢二ファンとの交流を深め、夢二の作品や生涯を再評価し、大正ロマン文化への関心を高め、地域活性化にも貢献することを目的としています。
関係者と協力し、多彩なイベントを実施することで、多くの人に夢二の魅力を伝え、大正ロマンの風を感じられる機会を提供していきます。

竹久夢二作・花影

竹久夢二生誕 140 周年・夏詣記念イベント

「夢二スタイル ゆかた自慢コンテスト」

きもの・ゆかた・織田きもの学園

学校法人 織田学園
理事 宇佐美恵子
(織田きもの専門学校前校長)

夢二の世界をゆかた・きもので遊ぶ

「夏詣」なつもうで なんて素敵な言葉の響き!
 ゆかたを着て神社に詣でる、うちわの風がほほを撫で、おくれ髪が揺れる。 
そんな光景が浅草神社で繰り広げられる七夕月、「ゆかた自慢コンテスト」が行われます。 

テーマは「夢二スタイル」 

竹久夢二が描いた絵の中の美女たちは当時の女性の憧れでした。
大正時代は、西洋のモタニズムと日本の伝統が融合して、独特の文化が花開いた時期であり、 和洋折衷のエネルギー溢れる時代、そのエッセンスをまとった彼女たちは、絵の中で輝いていました。その輝きは失せることなく今でも新鮮です。
 今回はそのきもの美女たちのエッセンスを学び、夢二の世界の中で「着こなし自慢」をして、遊びましょう!
「きもの」、その華やかさは、どこの民族衣装にも劣りません。
 浅草神社 神楽殿という素晴らしい舞台で、「夢二スタイル」の着こなしをご披露し、あなたも輝いてください。
そして、新たな日本文化としての「きもの」の魅力を世界に発信し、奉納いたしましょう。
 

「竹久夢二が愛した浅草」

淺草も變つた(かわった)。仲店の、あれも虎の門や上野の博物館や銀座や十二階とおなじ時分に出來たと思はれる赤煉瓦の長屋の文明開化趣味も、もうなくなつた。
いま新しく建築中だがこんどはどんなものになるだらう。安い西洋菓子のやうな文化建築をデコデコと建て並べなければ好いと案じられる。
仁王門のわきの久米の平内から辨天山(べんてんやま)のあたりは、やはり昔ながら、木立が芽を出して、銀杏の木も火にも燒けずに青い葉をつけてゐる。
觀音堂の裏の、江崎寫眞館(しゃしんかん)も赤煉瓦だけ昔のまま殘つたがあのあたりはすつかり變つたものだ。どぶを隔てた金田の前の廣い道も、どぶのわきの柳の並木も、燒かれて伐られて(きられて)昔の面影はない。花屋敷のうらから十二階へ拔ける。裏路のわきの泥溝も今は跡がない。(浅草は「夢二の机塚の碑」もある場所である。)

•開催日時:2024年7月5日(金)(14:00~15:30)
•開催場所:浅草神社「夏詣」神楽殿

  • 目的:今、世界的に注目を集めている「きもの」。 この美しい日本の民族衣装を楽しく着こなしていた時代がありました。 それが大正時代、その大正ロマンの着物美人は夢二の絵の中にあります。
  • 夢二スタイル :「モダンでありながらもどこか懐かしさを感じさせるデザインが多く、洋の影響を受けた新しいスタイルと、日本古来の伝統が融合した独特の魅力を持っています。

【当日プログラム】
【第一部】ゆかた自慢コンテスト(一般)
【第二部】パフォーマンス(織田きもの専門学校生徒+卒業生)
・トークショー 「貴方もすぐ夢二美女になれる」
・きものショー
【第三部】コンテスト審査発表

織田きもの専門学校在校生と卒業生によるきものショー、 夢二の絵の中の美女をイメージして、現代風にアレンジしたスタイルを披露いたします。 浅草神社、神楽殿にふさわしい品格のある着こなしをお楽しみください。

 

そんな時代を今に。 あなたも、夢二気分でゆかたの着こなしを楽しんでください。
・開催日時: 2024年7月5日( 金 )14:00~15:30
・開催場所:浅草神社「夏詣」 神楽殿

•主催:夢二プロジェクト実行委員会
•協力:織田きもの専門学校
•協力:NPO法人江戸前21
•後援:浅草神社「夏詣」運営委員会
 

審査員

•浅草神社夏詣運営委員会 土師宮司
委員長 長根寛
•学校法人 織田学園  理事 宇佐美恵子

ゲスト審査員

ふだん着物愛好家
Y.O./ワイオー
週2回ペースでふだん着物を楽しむ会社員、一児の母。 着物を頻繁に着るようになったきっかけは、母の友人からたくさんの着物を譲り受けたこと。

ゲスト審査員

キモノアーティスト
SUMIRE ISHIOKA / スミレイシオカ
きものブランド「SUMIRE ISHIOKA」プロデュース。 日本の技術や、色彩にこだわった「オリジナルテキスタイル」を中心に、とっておきの1点もの アイテムをご提案しています。

◾司会

マルチタレント兼ビジネスプロデューサー
今泉 朋子
神奈川育ち。新卒で輸入車ディーラーOLを経て脱サラ、堺正章さんの付き人を務め、ケイダッシュ系列「ピーチ」には、タレントとして所属。その後、「カメレオンプロジェクト」メンバーとして音楽活動。2012年より(株)Space T代表。司会業やナレーションの他、2022年よりショップチャンネルに出演中。映画制作や美容ライターも務める。

◾司会

日本一有名なフリー素材モデル
大川 竜弥
「PAKUTASO」でモデル活動を開始、俳優、執筆家。、無料写真素材サイト顔写真が「日本一ネットで使われる男」、「日本一有名なフリー素材モデル」として多くのメディアで活躍中。

*部門ごとに賞を設定

◆ゆかたで夏詣賞・・・・・・夏詣運営委員会にて選定 
アンティーク着こなしアレンジ賞・・・織田きもの専門学校卒業生スミレイシオカさん選定
ふだん着物に素敵で賞・・・ふだん着物を楽しむワイオーさん選定 
ベスト夢二スタイル賞・・・夢二プロジェクト実行委員会顧問 宇佐美恵子さん選定

浅草神社夏詣夢二ゆかた自慢コンテストチラシ

浅草神社夏詣HPへジャンプ

浅草神社「夏詣」運営委員会のA5チラシ PDFダウンロード

ギャラリー

竹久夢二作・エイプリルフール
竹久夢二作・花影
竹久夢二作・港屋絵草紙店
竹久夢二作・黒猫
竹久夢二作・椿姫
竹久夢二作・七夕
竹久夢二作・セレナーデ
竹久夢二作・舞妓

現代に甦る竹久夢二

晩年の竹久夢二

現代に蘇った夢二

竹久夢二の芸術を軸にしたブランド・イノベーション

「竹久夢二をイノベーションしてブランディング」というテーマで、土産物から高級品への変革、次世代への展望を描きます。
竹久夢二の芸術を軸にしたブランド・イノベーションは、日本文化の新たな扉を開きます。伝統的な土産物を超え、高級ファッション界に「二代目 竹久夢二」の名を刻むことで、素材の質、製品のクオリティ、そして夢二のエッセンスを現代に蘇らせます。このビジョンの実現には、国際的なデザイナーを招き、ウィメンズファッションディレクターとしての新たな地平を開きます。例えば、ハイブランドとのコラボレーションは、夢二の美学と世界的なラグジュアリーブランドの融合を実現し、唯一無二のコレクションを生み出すでしょう。
さらに、多言語対応のポータルサイトを通じて、夢二の世界を世界中に広げます。これは、まるで夢二が生きているかのような、インタラクティブで生動感あふれるオンライン体験を提供します。AI技術を駆使して、「AI夢二」が次世代のテキスタイルデザインを創造し、日本のアートを未来へと繋げていく。
この革新的なアプローチにより、竹久夢二ブランドは、土産物から高級品への躍進を遂げ、日本文化の新しい価値を世界に伝える旗手となります。夢二の芸術を核に、伝統とイノベーションが融合した未来へ、私たちは新たな一歩を踏み出すのです。

AI夢二

竹久 夢二

夢二プロジェクト実行委員会ストーリー

彼が夢二に出会ったのはいつだったのだろう?
出会った時期は定かではないが、その男は夢二に魅かれた。
日本の高度成長期、素晴らしい広告をつくり続けていたサントリー、その宣伝部という仕事柄、グラフィックにはより敏感であり、夢二のセノオ楽譜のデザイン性に触れた時、彼の感性は震えたに違ない。その才能に、その男に、嫉妬さえ感じたかもしれない。
「夢二はもっと評価されるべきであり、世界に知らしめるべきだ!」
その思いで、プロデューサーの感性を持つ彼は、世界に発信する方法を模索し始めた。
彼の日本文化に対する造詣は深く、落語、盆栽、浮世絵、きもの…と幅広い。そういえば東京大学の落研だった。
世界に発信しきれていない日本の文化を良く知っていた。
彼の書いた企画書は素晴らしかったが、それは絵に描いた餅のように、皆の目に触れはしたものの、餅はそのままで、長いこと動かなかった。
2023年12月ある日、それが急に動き始めた。
何人かの優秀な人材が、その企画の面白さに魅かれ、彼のもとに集まった。
その企画書を世に出し、埋もれている素晴らしい日本の文化を世界に発信するため、そして・・・それぞれの思いは違うが、一人の男の夢のために集まり、夢二の才能を世界に発信すべく、準備を進めている。
「夢二の新しい世界を味わいたい」と、彼はそう思っているに違いない!
その男の名は小野功一、遊び心とさすらいのプランナー。
この夢あるプロジェクトにご賛同いただける方が一人でも多く、参加されることを願っている。

もし竹久夢二が生きていたら

溢れる才能で、日本の文化・芸術が発展したのでは

夢二の独特な美意識と日本への愛は、現代社会においても新しい芸術表現の形を生み出し、若い世代のクリエイターたちに深い影響を与えていたはずです。彼の作品は、過去と現在をつなぎ、世界各国との文化交流を促進する架け橋となっていた可能性が高いです。竹久夢二がもたらすであろう無限の可能性を通じて、私たちは新たな創造への挑戦を促されるのです。

夢二プロジェクト実行委員会 プロジェクトリーダー

藤野康治

藤野康治・竹久夢二プロジェクト実行委員

「夢二」の魅力を余すことなく楽しむ!

「夢二」の魅力を余すことなく楽しむ!
いつ、どこで見たかも記憶にない、幼少のころから脳裏に焼きついていた一枚の「図」のような絵がありました。今回のイベントを機に、夢二美術館を訪れ、セノオ楽譜の表紙の展示で、その絵に思いがけず巡り合うことができました!まさに驚くばかりです。幼少の私の記憶に、あまりの印象深さで刻まれていたのでしょうか。今となっては現実のものかも分からなくなっていました。忘れていた記憶がよみがえりました。
夢二は、音楽に造詣が深く、作詞もしており、セノオ楽譜の表紙に描いた絵は、当時としては大変ユニークで、今でも通用する斬新さです。デザイナーとしてのセンスがうかがわれます。デザインを志す方にはぜひご覧いただきたいものです。
セノオ楽譜の表紙、あの時代に、このようなデザインを残した夢二とは、どのような人物なのでしょう?
夢二生誕140周年に際して、いろいろな作品を見ているうちに、夢二という人間に、そしてさらに夢二が愛した絵の中の美女たちにも、深く魅かれました。
日常着としての「きもの」が、新しく入ってきた西洋文化と癒合して、「大正ロマン」といわれるような独自の文化として認知された時代に、可愛らしく、はかない少女のような面持ちの夢二の絵の中の美女たちも、さりげなくその時代をまとって輝いていました。のちに彼女たちは、「大正ロマン」の象徴として人気を博しましたが、その魅力は時代を超えて現代の私たちをも魅了します。
生誕140周をきっかけに、多才な夢二の世界を、今回はいろいろな形のイベントとして、ご紹介できますこと、大変うれしく思います。
新しい夢二の魅力を再発見していただければ幸いです。そして、その才能が、新たに世界に飛び出してゆくことを心から願います。

夢二プロジェクト実行委員会 顧問

宇佐美恵子

宇佐美恵子藤野康治・竹久夢二プロジェクト実行委員

夢二生誕140年認定マーク

夢二プロジェクト実行委員会では、日本が誇る画家・竹久夢二の芸術的遺産を未来に繋げ、彼の生誕140年を記念して、文化と芸術の振興を目的とした運動を展開しています。この運動は、夢二の独特な美意識と、彼が描き出した日本の風土や情感を再発見し、日本及び世界の人々にその価値を再認識してもらうことを目指しています。
公認マークは、竹久夢二による美術作品の理念を受け継ぎ、その遺産を現代に活かす様々な活動を行う、個人・団体に授与されます。このマークは、夢二の美術が持つ「美しい日本を愛し、育む」という精神を象徴し、参加するすべての者が共に夢二の美意識を広め、文化芸術の振興に貢献する意志を示すものです。
認定を受けた企業や団体のパンフレット、ウェブサイト、名刺などにもこのマークを使用いただけます。

ロゴマーク使用申請方法

  • 申請手続きご希望の方は、ウェブフォームに必要事項を入力し、送信してください。
  • 申請料:使用申請には20,000円($129)の申請料が必要です。(文化域での使用は無料でご利用いただけます。)
  • 使用期間: 2024年4月から2025年9月までの間に開催されるイベント等でロゴマークを使用いただけます。

特典

著作権使用許可: 申請により、竹久夢二作品の夢二プロジェクト委員会のもと、夢二作品に関する著作権使用が可能となります。これにより、夢二の作品を安心して宣伝や広告物にご使用いただけます。

このプロセスを通じて、夢二プロジェクト実行委員会は、竹久夢二の芸術遺産を広く紹介し、文化芸術の振興を目指します。ロゴマークの使用を希望される方は、指定されたウェブフォームよりお手続きください。

無料・有料の使用例について

文化域の使用例(無料)

  • 学校や大学での教育プログラムやワークショップの資料にロゴを使用。
  • 美術館や公共の図書館での展示案内やイベントポスター。
  • 非営利団体が主催する竹久夢二に関するセミナーや講演会の広報資料。
  • 市や地域の文化祭でのプログラムや案内板にロゴを使用。

商業域の使用例(有料)

  • 記念グッズ(Tシャツ、マグカップ、ポスター等)の販売。
  • ロゴを使用した限定版のアートプリントやレプリカ販売。
  • 商業ギャラリーやオークションでの販売用カタログや広告にロゴを使用。
  • 企業スポンサーシップに基づくイベントやプロダクトのプロモーションにロゴを利用。

実行委員会での内部審査基準に基づき回答をさせていただきます。

夢二生誕140年イベント ボランティア募集

竹久夢二作・エイプリルフール

募集要項

夢二プロジェクト実行委員会は、竹久夢二の遺産を未来へ繋げ、彼の美術文化を広く伝えるための一連の記念イベントを計画しています。これらのイベントを成功に導くため、情熱を持ち、文化芸術に貢献したいボランティアを広く募集します。

お問い合わせ・応募方法

ご興味をお持ちの方は、ボランティア申込フォームに必要事項をご記入の上、ご応募ください。
この機会に、竹久夢二の芸術に触れ、その魅力を多くの人と共有する貴重な経験をしませんか?皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

  • イベント運営の補助(受付、案内、セットアップ等)
  • 展示作品の管理と保護
  • ガイドツアーのサポート
  • SNSやウェブサイトでの情報発信サポート

 
 

 

  • 竹久夢二や日本の美術文化に興味があり、積極的に学びたい方
  • コミュニケーションを大切にし、チームワークを発揮できる方
  • イベント期間中、一定の時間をボランティア活動に割くことができる方

 
 

 

  1. 認証証明書: ボランティア活動の参加証明として、公式認証証明書を発行します。
  2. 特別ガイドツアーへの参加: 竹久夢二の作品やその背景について学べる、専門家による特別ガイドツアーに無料で参加できます。
  3. 限定記念品: 夢二生誕140年記念のオリジナルグッズをプレゼントします。
  4. 活動報告会: プロジェクト終了後、活動報告会を開催し、ボランティアの意見や感想を共有します。
  5. 将来のイベント優先参加権: 今後、実行委員会が主催するイベントへの優先的な参加権を提供します。

 
 
 

協賛・協力