竹久夢二生誕140年イベント美術館・美人画
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竹久夢二のアートやイベントを紹介する総合美術館

専門美術館以外の竹久夢二生誕140年展

大正時代を代表する芸術家・竹久夢二の生誕140年を記念して、全国各地で特別展が開催されています。あべのハルカス美術館や東京都庭園美術館では、夢二の多彩な才能を紹介する展覧会が行われ、初公開作品を含む約180点の作品が展示されます。また、岡山電気軌道では特別デザインの路面電車「KURO×夢二」が運行を開始し、銚子電鉄の海鹿島駅には「日本一ちっちゃな美術館」がオープンしました。これらのイベントを通じて、夢二の芸術性と魅力が再評価されています。

 

あべのハルカス夢二展

あべのハルカス美術館で開催される「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」は、竹久夢二の芸術的魅力を総合的に紹介する特別展です。以下の表に展覧会の詳細をまとめました。

項目

内容

展覧会名

生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界

会期

2025年1月18日(土)~3月16日(日)

会場

あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F)

開館時間

火~金:10:00~20:00、月土日祝:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで

展示内容

初公開作品を含む約180点の作品や資料

主催

あべのハルカス美術館、産経新聞社、関西テレビ放送

監修

岡部昌幸(帝京大学名誉教授・群馬県立近代美術館特別館長)

本展では、大正ロマンを代表する竹久夢二の多岐にわたる作品を通じて、その芸術性と魅力を再評価します。絵画、挿絵、デザインなど幅広いジャンルの作品が展示され、夢二の創造性豊かな世界観を堪能できる機会となっています

 

東京都庭園美術館夢二展

東京都庭園美術館で開催される「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」は、竹久夢二の芸術的魅力を総合的に紹介する特別展です。以下の表に展覧会の主要情報をまとめました。

項目

内容

展覧会名

生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界

会期

2024年6月1日(土) - 8月25日(日)

会場

東京都庭園美術館(本館+新館)

開館時間

10時〜18時(入館は閉館の30分前まで)

特別開館

7月19日〜8月23日の毎週金曜は21時まで(入館は20:30まで)

休館日

毎週月曜日(一部例外あり)

観覧料

一般1,400円、大学生1,120円、中高生・65歳以上700円

本展では、約180点の作品を通じて夢二の生涯と芸術を紹介します。新発見の油彩画《アマリリス》や初公開のスケッチ帖など、貴重な作品が展示されます。また、邸宅空間での展示や100年を超えて愛される夢二のデザインなど、多角的に夢二の魅力に迫ります。詳細はこちらをご覧ください。

夢二生誕140年記念
大正浪漫あふれる「KURO×夢二」電車が大改装して運行開始!

竹久夢二生誕140年を記念して、岡山電気軌道が特別デザインの路面電車「Nostalgic Art Tram KURO×夢二」の運行を開始しました。この電車は、芸術と音楽を融合させた独特な体験を提供します。以下の表に主な特徴をまとめました。

特徴

詳細

デザイン

水戸岡鋭治氏によるデザイン、車体に夢二の代表作を描画

内装

天井に夢二の作品を多数展示、《西海岸の裸婦》など貴重な作品も

音楽

ドア開閉時に夢二の「宵待草」のメロディーが流れる

運行開始日

2024年4月9日

運行ダイヤ

東山線のみ1日4往復

この「KURO×夢二」電車は、視覚と聴覚で夢二の世界観を体験できる「走る夢二郷土美術館」として、岡山市のアートシンボルとなることが期待されています。乗車すると、ヴァイオリニスト大迫淳英さんによる「宵待草」の全曲がQRコードで入手可能です。詳細はこちらをご覧ください。

日本一ちっちゃな美術館

銚子電鉄の海鹿島駅に、「日本一ちっちゃな美術館」がオープンしました。この小さな美術館は、竹久夢二をはじめとする明治大正期の文人を紹介する特別な場所です。以下の表に美術館の主な特徴をまとめました。

項目

詳細

名称

日本一ちっちゃな美術館

場所

銚子電鉄 海鹿島駅(千葉県銚子市)

広さ

約10平方メートル

開館日

2024年6月16日

開館時間

土・日・祝日の9:00~17:00

入館料

無料

主な展示

宵待草」楽譜表紙絵(レプリカ)、地元寺院所蔵作品の複製

特徴

「大正ロマン電車」をイメージした内装、座席での動画視聴可能

この美術館は、竹久夢二の代表作「宵待草」ゆかりの地である海鹿島の魅力を伝える拠点として期待されています。銚子電鉄の開業100周年記念事業の一環として開館し、地域の新たなランドマークとなることを目指しています。詳細はこちらをご覧ください。