竹久夢二のアートやイベントを紹介する総合美術館
ネット検索人気・夢二肉筆画4選どこで見れる?
夢二のネット検索人気作品ベスト4
竹久夢二の代表作や人気作品として認識されている4作品
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黒船屋
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五月之朝
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長崎十二景
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女十題
これらの作品は、美術館の展示や書籍、オンラインギャラリーなどで頻繁に取り上げられています。特に「黒船屋」は、複数の情報源で最も有名な代表作として言及されています。竹久夢二の作品を鑑賞するには、美術館での展示を訪れるか、関連書籍を参照するのが一般的です。また、オンラインギャラリーでもこれらの作品を閲覧することができます。
黒船屋鑑賞スポット
竹久夢二の代表作「黒船屋」の肉筆画は、群馬県渋川市伊香保町にある竹久夢二伊香保記念館で見ることができます。この作品は通常、特別室「蔵座敷」で公開されており、オペラの曲が流れる中、ゆったりと鑑賞することができます。ただし、新型コロナウイルス感染防止のため、公開は予約制で少人数に限定されています。公開時間は午前11時と午後2時の2回で、入館料を含む鑑賞料は1人2200円です。「黒船屋」は夢二の最高傑作とされ、大正8年(1919年)に描かれた絹布に水彩絵の具で描かれた作品で、多くのファンが実物を見たいと願う人気の高い作品です。
五月之朝の展示場所
竹久夢二の代表作「五月之朝」は、群馬県渋川市伊香保町にある竹久夢二伊香保記念館で鑑賞することができます。この作品は「黒船屋」と並んで特別扱いされており、通常は毎年5月に公開されます。鑑賞には事前予約が必要で、特別室「蔵座敷」で軸装となった作品を間近で見ることができます。「五月之朝」は1932年に夢二がアメリカで制作した晩年の作品で、アメリカの女性をモデルに使用したため、特徴的な大きな目とパッチリとした睫が印象的です。色彩の素晴らしさも注目点で、濃いピンクの帯や橙色の着物、白い肌のコントラストが美しく、五月晴れの青空と若葉を背景に、エキゾチックな美しさを表現しています。この作品は、夢二の美人画の中でも特に優れた作品として評価されており、多くのファンが実物の鑑賞を楽しみにしています。
長崎十二景は、誰が所有してる?
竹久夢二の代表作「長崎十二景」は、京都市右京区の福田美術館で鑑賞することができます。福田美術館は、夢二と直接親交のあった故・河村幸次郎氏が収集した「旧河村コレクション」を所蔵しており、334点もの夢二作品を誇ります。2023年7月14日から10月9日まで開催された「竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー」展では、「長崎十二景」や「女十題」などの連作が展示され、夢二の人生を語る上で重要な作品として紹介されました。また、高崎市美術館でも「長崎十二景」の一部作品が展示されることがあり、「青い酒」や「眼鏡橋」などの作品を見ることができます。これらの展示を通じて、夢二の独特な美意識と色彩感覚を堪能することができます。
女十題はどこにあるの?
竹久夢二の代表作「女十題」の肉筆画は、京都市右京区の福田美術館が所蔵しています。福田美術館は、夢二と直接親交のあった故・河村幸次郎氏が収集した「旧河村コレクション」を保有しており、334点もの夢二作品を所蔵しています。「女十題」は夢二式美人画の集大成ともいえる作品で、2023年に開催された「竹久夢二のすべて」展では、「長崎十二景」や「青春譜」などの名作とともに展示されました。この展示では、夢二の多彩な才能を示す楽譜表紙原画や小説、俳句なども紹介され、美人画家の枠を超えた夢二の新たな一面を見ることができます