夢二スタイルゆかた自慢コンテスト
夢二の世界をゆかた・きもので遊ぶ
「夏詣」なつもうで なんて素敵な言葉の響き!
ゆかたを着て神社に詣でる、うちわの風がほほを撫で、おくれ髪が揺れる。
そんな光景が浅草神社で繰り広げられる七夕月、「ゆかた自慢コンテスト」が行われます。
竹久夢二が描いた絵の中の美女たちは当時の女性の憧れでした。
大正時代は、西洋のモタニズムと日本の伝統が融合して、独特の文化が花開いた時期であり、 和洋折衷のエネルギー溢れる時代、そのエッセンスをまとった彼女たちは、絵の中で輝いていました。その輝きは失せることなく今でも新鮮です。
今回はそのきもの美女たちのエッセンスを学び、夢二の世界の中で「着こなし自慢」をして、遊びましょう!
「きもの」、その華やかさは、どこの民族衣装にも劣りません。
浅草神社 神楽殿という素晴らしい舞台で、「夢二スタイル」の着こなしをご披露し、あなたも輝いてください。
そして、新たな日本文化としての「きもの」の魅力を世界に発信し、奉納いたしましょう。
「竹久夢二が愛した浅草」
淺草も變つた(かわった)。仲店の、あれも虎の門や上野の博物館や銀座や十二階とおなじ時分に出來たと思はれる赤煉瓦の長屋の文明開化趣味も、もうなくなつた。
いま新しく建築中だがこんどはどんなものになるだらう。安い西洋菓子のやうな文化建築をデコデコと建て並べなければ好いと案じられる。
仁王門のわきの久米の平内から辨天山(べんてんやま)のあたりは、やはり昔ながら、木立が芽を出して、銀杏の木も火にも燒けずに青い葉をつけてゐる。
觀音堂の裏の、江崎寫眞館(しゃしんかん)も赤煉瓦だけ昔のまま殘つたがあのあたりはすつかり變つたものだ。どぶを隔てた金田の前の廣い道も、どぶのわきの柳の並木も、燒かれて伐られて(きられて)昔の面影はない。花屋敷のうらから十二階へ拔ける。裏路のわきの泥溝も今は跡がない。(浅草は「夢二の机塚の碑」もある場所である。)
•開催日時:2024年7月5日(金)(14:00~15:30)
•開催場所:浅草神社「夏詣」神楽殿
- 目的:今、世界的に注目を集めている「きもの」。 この美しい日本の民族衣装を楽しく着こなしていた時代がありました。 それが大正時代、その大正ロマンの着物美人は夢二の絵の中にあります。
- 夢二スタイル :「モダンでありながらもどこか懐かしさを感じさせるデザインが多く、洋の影響を受けた新しいスタイルと、日本古来の伝統が融合した独特の魅力を持っています。
【当日プログラム】
【第一部】ゆかた自慢コンテスト(一般)
【第二部】パフォーマンス(織田きもの専門学校生徒+卒業生)
・トークショー 「貴方もすぐ夢二美女になれる」
・きものショー
【第三部】コンテスト審査発表
織田きもの専門学校在校生と卒業生によるきものショー、 夢二の絵の中の美女をイメージして、現代風にアレンジしたスタイルを披露いたします。 浅草神社、神楽殿にふさわしい品格のある着こなしをお楽しみください。
そんな時代を今に。 あなたも、夢二気分でゆかたの着こなしを楽しんでください。
・開催日時: 2024年7月5日( 金 )14:00~15:30
・開催場所:浅草神社「夏詣」 神楽殿
•主催:夢二プロジェクト実行委員会
•協力:織田きもの専門学校
•協力:NPO法人江戸前21
•後援:浅草神社「夏詣」運営委員会
◾審査員
•浅草神社夏詣運営委員会 土師宮司
•委員長 長根寛
•学校法人 織田学園 理事 宇佐美恵子
◾ゲスト審査員
ふだん着物愛好家
Y.O./ワイオー
週2回ペースでふだん着物を楽しむ会社員、一児の母。 着物を頻繁に着るようになったきっかけは、母の友人からたくさんの着物を譲り受けたこと。
◾ゲスト審査員
キモノアーティスト
SUMIRE ISHIOKA / スミレイシオカ
きものブランド「SUMIRE ISHIOKA」プロデュース。 日本の技術や、色彩にこだわった「オリジナルテキスタイル」を中心に、とっておきの1点もの アイテムをご提案しています。
◾司会
マルチタレント兼ビジネスプロデューサー
今泉 朋子
神奈川育ち。新卒で輸入車ディーラーOLを経て脱サラ、堺正章さんの付き人を務め、ケイダッシュ系列「ピーチ」には、タレントとして所属。その後、「カメレオンプロジェクト」メンバーとして音楽活動。2012年より(株)Space T代表。司会業やナレーションの他、2022年よりショップチャンネルに出演中。映画制作や美容ライターも務める。
◾司会
日本一有名なフリー素材モデル
大川 竜弥
「PAKUTASO」でモデル活動を開始、俳優、執筆家。、無料写真素材サイト顔写真が「日本一ネットで使われる男」、「日本一有名なフリー素材モデル」として多くのメディアで活躍中。
*部門ごとに賞を設定
◆ゆかたで夏詣賞・・・・・・夏詣運営委員会にて選定
◆アンティーク着こなしアレンジ賞・・・織田きもの専門学校卒業生スミレイシオカさん選定
◆ふだん着物に素敵で賞・・・ふだん着物を楽しむワイオーさん選定
◆ベスト夢二スタイル賞・・・夢二プロジェクト実行委員会顧問 宇佐美恵子さん選定