第一部 夢二スタイルゆかた自慢コンテスト

司会 日本一有名なフリー素材モデル「大川 竜弥」


大川竜弥HP

司会 マルチタレント兼ビジネスプロデューサー「今泉 朋子」


今泉 朋子Facebook
Space T official website

審査員(左から)浅草神社・土師宮司/浅草神社夏詣運営委員会・長根副委員長/学校法人織田学園理事・宇佐美恵子審査委員長/キモノアーティスト・SUMIRE ISHIOKA/ふだん着物愛好家・Y.O.

土師宮司によるご挨拶で夏詣についてのお話がございました。

ふだん着物愛好家 Y.O./ワイオーさんは、インスタでの活動や、ふだん着物を楽しさをお話しいただきました。


y_oh_kimono instagram

キモノアーティスト SUMIRE ISHIOKA / スミレイシオカさんは、織田きもの専門学校の卒業から西陣を学び、きものブランドをのプロデュースのお話をお聞きしました。


SUMIRE ISHIOKA Official Instagram

夢二スタイルゆかた自慢コンテスト-START-

エントリーNo.1
未衣子(ミイコ)さん
埼玉県出身の未衣子さんは、着物ブログの運営や着物に関する執筆活動を行っています。今回の浴衣コーディネートは、アンティーク銘仙をアップサイクルした日傘に着想を得ました。モダンな日傘に古風な浴衣を合わせ、祖母から譲り受けた帯を締めたスタイルは、竹久夢二も魅了された銘仙(めいせん)の産地・秩父がテーマ。夢二が愛した昔ながらの風情との現代的センスを融合させた、夏の日のお出かけ装いです。


未衣子オフィシャルブログ

エントリーNo.2
つた子さん
「夢二ブラック」をテーマに、神秘と哀愁を秘めた黒を生かしたコーディネートを披露します。昭和ヴィンテージの藍染(あいぞめ)浴衣に、黒の麻兵児帯(あさへこおび)を合わせ、赤のアクセントで夢二の世界観を表現。モダンガールの断髪風ヘアスタイルと、クラシックなクロッシェ帽子で、大正ロマンと現代の融合を実現。夢二の美人画へのオマージュと実生活に即した和洋MIXスタイルをお楽しみください。

エントリーNo.3
和田彬希さん
和文化プロモーターとして、和文化体験と学びの場「和の季(わのき)」を運営されています。今回のコーディネートは、夢二が愛した「アンニュイでいて時勢を受け止める包容力のある女性像」がテーマです。文明開化後の学び舎を思わせる三勝(さんかつ)の復刻柄の浴衣に、モダンさを引き立てる黒の帯を合わせました。大正ロマンの時代、必死に生きる女性のふとした物憂げな瞬間を、令和の世に表現したスタイルをご覧ください。


和の季 Instagram
和田彬希 Instagram

エントリーNo.4
さかなさん
さかなさんはアンティーク着物歴2年の愛好家です。家族の闘病をきっかけに日本髪に興味を持ち、アンティーク着物の世界に魅了されました。夢二の美人画にインスピレーションを受け、優しくゆるい着こなしを目指しています。長めの袖丈で乙女らしさを表現しつつ、自分なりの解釈で夢二の世界観を楽しんだコーディネートです。弥生美術館で感じた夢二の魅力を、大人の女性の視点で表現したスタイルをご覧ください。

エントリーNo.5
イワハシユキさん
和文化の体験と学び講座「和の季(わのき)」を運営されているイワハシさん。コーディネートは夏の涼しさを表現しました。夏らしいモチーフや素材を重ね、視覚的な涼感を演出。帯は粋な銀座結びを採用し、二枚歯の下駄と合わせることで洗練された雰囲気を醸し出しています。特に後ろ姿は夢二の絵画を彷彿とさせる美しさです。夢二の世界観を現代的に解釈しつつ、涼やかさと粋を兼ね備えたスタイルをお楽しみください。


和の季Instagram
イワハシユキInstagram

エントリーNo.6
小竹つるはちゃん
日本文化が大好きな小学五年生、小竹つるはちゃん。
浴衣は、お母さんが小さい頃に着ていた品を、大切に譲り受けました。今日は、夢二を想い、【宵待草】の書をしたためた紫の手ぬぐいをアピールポイントとしています。将来の夢は、日本舞踊、お箏、和菓子ほか、日本の歴史をふまえた【和】の素晴らしさを世界に伝えられる人になりたいということです。

エントリーNo.7
小竹かつらさん
『和服』と言う世界に誇る日本の民族衣装がとても好きです。そして時代時代にあわせ流行が生まれたり、豊かな四季折々の季節に思いを馳せる様に、一足早く竹久夢二の絵画の様に身に纏ってみたりと、本当にこの国日本に生まれてきて良かったなと思う和服を今回はかつらさんなりの大正時代を意識したコーディネートにいたしました。

エントリーNo.8
YURIcoさん
横浜在住の、ウクレレシンガー兼フラダンサーのYURIcoさんが夢二スタイルに挑戦します。夢二のさまざまな絵から感じ取った艶やかさを表現し、代表作"夕月(ゆうづき)"をベースに着方と雰囲気で夢二の世界観を繊細に再現し夢二の魅力が表れており、まるで絵画から抜け出してきたかのような優美な佇まいです。YURIcoさんならではの夢二スタイルをご覧ください。


YURIco Instagram
YURIco HP

エントリーNo.9
恵子さん
恵子さんは、ドキドキワクワクすることが大好きな方です。今回、10年ぶりに浴衣に挑戦されます。夢二の描く女性のように、ゆったりとした、なんとも言えぬ柔らかい衿元を意識したコーディネートです。この機会をきっかけに、眠っていた着物でのお出かけにもチャレンジしたいそうです。久しぶりの浴衣で表現する、柔らかな夢二スタイルをご覧ください。

エントリーNo.10
ゆりえさん
都内でシンガーとして活躍されているゆりえさんは、昔から和装が大好きで私服として着る憧れを持っていました。昨年から着物デビューを果たし、プライベートでも頻繁に着用しているそうです。今回の夢二スタイルでは、カルタに描かれた珍しくポップな柄からインスピレーションを得て、自分らしい色合いの浴衣を選んだそうです。夢二の古典的なイメージを越えた、新鮮で個性的な解釈をお楽しみください。


寧能 百合恵 official site

エントリーNo.11
ひかりさん
都内を中心に活動するジャズシンガーのひかりさんです。ファンの方々から竹久夢二美人に似ているとよく言われることがきっかけで、今回のコンテストに参加されました。レトロでカラフルな色使いと七宝柄(しっぽうがら)がポイントの、夢二美人を彷彿とさせる華やかなスタイルです。ジャズの世界と大正ロマンが融合した、独特の魅力あふれる着こなしをお楽しみください。

エントリーNo.12
ともこさん
着物の美しさを愛しながらも、自然な着こなしを大切にされています。今回は、夢二の描く女性像を意識しつつ、年齢相応の風情ある趣を目指したそうです。夢二の絵に多く見られる華やかな着物と黒い帯の組み合わせにインスピレーションを受け、華やかな柄の浴衣に黒っぽい渋い帯を合わせるという、粋な着こなしを披露してくださいます。昔ながらの自然さと夢二の世界観が融合した、大人の魅力あふれる浴衣姿をお楽しみください。

エントリーNo.13
いず美さん
日本の着物文化が誰にとっても日常となる時代を夢見ています。特に気軽に着られる浴衣がより身近になることを願い、今回のコンテストに参加されました。夢二スタイルの中に可愛らしさを取り入れたいという思いを込めたコーディネートです。伝統と現代性が融合した、いず美さんならではの夢二スタイルで、着物文化の未来を感じさせてくれることでしょう。

エントリーNo.14
中村薫さん
中村さんは、空間デザインのお仕事をされています。日頃は新しいものに触れる一方で、いにしえの日本文化も愛し、趣味で花押(かおう)を作るなど和の世界にも造詣が深い方です。今回のコーディネートでは、夢二の「白夜」(びゃくや)に描かれたおさげ髪の女性をイメージし、西洋と和をモダンに融合させた夢二の世界観を表現。自身の短い髪を活かし、モダンガール(モガ)的な要素も取り入れたそうです。空間デザイナーの目線で解釈した、大正ロマンの世界をお楽しみください。

エントリーNo.15
洋美さん
接客業に携わる洋美さんは、今回が念願の浴衣デビューとなります。友人の勧めでコンテストに参加し、浴衣の奥深さに魅了されたそうです。夢二カルタを参考に、大正時代のレトロな雰囲気を表現。日本古来の矢羽模様(やばねもよう)の浴衣に、赤紫の地色(じいろ)を引き立てる濃い紫色の帯を合わせ、可愛らしさと品を兼ね備えたコーディネートです。夢二の世界の女性たちへの憧れを形にした、初挑戦ながらも洗練された着こなしをお楽しみください。

エントリーNo.16
みのさん
着物を着ることで生まれる所作(しょさ)のたおやかさと品の良さに魅了されている方です。今回のコンテストでは、その品の良さに加えて、艶っぽさも兼ね備えた着こなしを目指されているそうです。夢二の世界観を意識しながら、品格と色気を両立させた独自の解釈に挑戦されます。着物が持つ不思議な魅力を存分に引き出し、現代に蘇らせた夢二スタイルをお楽しみください。

エントリーNo.17
たまきさん
夢二の世界観を浴衣で表現することに挑戦されました。涼しげな素材とさわやかな帯の配色、そして浴衣の柄と髪型の調和を通じて、竹久夢二の作品に見られる朧(おぼろ)げで儚(はかな)いイメージの再現を目指されています。現代の浴衣スタイルに大正ロマンの雰囲気を織り交ぜた三好さんの着こなしは、夏の夕暮れを連想させる幻想的な魅力に溢れています。夏の風情と大正ロマンが見事に融合した、たまきさんの夢二スタイルをどうぞお楽しみください。

エントリーNo.18
浩子さん
80歳の浩子さんは、30年にわたりお茶のお稽古に通われ、その中で着付けを学び、着物の魅力に惹かれてこられました。3人の息子さんたちからは「今日は、着物じゃないの?」と言われるほど、着物姿が大好評だそうです。子供の頃からソレイユの中原淳一さんに憧れ、夢二の絵の中の美女たちにも想いを馳せてきた浩子さん。長年の経験と若々しい感性が調和した、品格と優雅さにあふれた夢二スタイルをご覧ください。